ロード・オブ・ザ・リング映画ロケ地ツアー
「Safari of the Rings」
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クイーンズタウン周辺のロケ地を4WDでまわるツアー。
人里離れたロケ地でも、プロのドライバーが連れて行ってくれる。
方向によって分けられた半日ツアーが2つあり、それぞれ午前、午後の2回行われている。
ロケ地を巡るだけでなく、景観美の素晴らしい箇所でのストップ、おやつ休憩などのサービスもある。ホテル送迎つき。
スタート8:30 & 13:30 所要時間4時間
「グレノーキー・ツアー」$120 (約8400円) アモン・ヘン、ロスロリアン、ファ
ンゴルンの森、アイゼンガルド、 イシリアンの野営など。
「ワカティプ・ツアー」$85 (約5950円) 霧降山脈、ブルイネンの浅瀬など
サイト http://www.nomadsafaris.co.nz/rings.html
3月8日(土)
午前 グレノーキー・ツアー参加
朝食はオーナー手作りのパンやジャムで、お腹も心も満たされました。食後のコーヒーを飲んでいた時、他の日本人客の夫婦がダイニングルームに入ってきました。「こんにちは」、そう声をかけると「あら、あなたも日本人ですか」と奥さん。他のお客さんとの交流は、B&Bの醍醐味の一つです。近くの湖の色が美しいね、と話が盛り上がっていたその時、旦那さんの方が「湖の名前ってなんだったっけね・・・ワカ・・・デブ湖?」と一言。ワカティプ湖だよぉ!三人で大爆笑。奥さんが私にむかって、「若いデブだなんて、嫌ねぇー。あ!あなたのことじゃないから安心してね」。・・・奥さん一言多いよ!!
ツアーの4WDとドライバーさん。
約束の8:10、'Safari of the Rings' のロゴの入った4WDがB&Bの前にやってきた。お待ちかねのLotRロケ地巡りツアー開始です。Mikeさんというファニーなドライバーさんが迎えに来てくれて、他のお客さんをピックアップするため市内を回りました。
ツアー客は私のほかに外国人4人。全員ネイティブスピーカー。ドライバーさんも勿論英語で話します。全員ピックアップし、ツアーメンバーが揃いました。Mikeさんが
"さぁて、ロード・オブ・ザ・リングのファンは誰だ!?" ・・・爽やかに声をかけたのに、誰も返事しない。むしろ全員がしらけてしまった。ああかわいそうなMikeさん。わたしだけが
"み、みんな!" とボソっと答えたら、"そう、みんなだね!さあいこう!!"
と、全然気にしていない様子(笑)。なんだかノリの悪いメンバーでした。いつもこうなのかしら。
車はグレノーキー(Glenorchy)という街の方向に向かいます。道の途中で止まって'霧降り山脈'(Misty
Mountains)として使われた山々などを鑑賞。
"この山がこれだよ" とLotRの写真と照らし合わせてくれました。頂上に真っ白な雪をいただいた、雄大な山々。その裾に広がる草原には、ガンダルフが馬を走らせているような気がしてなりません。
次に、アイゼンガルドの舞台になったところへ行きました。でも残念なことに、映画が撮られた方向からは見れないんだそうです。それでも、写真とまったく同じ山をみて、みんなで
"なるほどね" と納得。
Movie Location Check!
Isengard アイゼンガルド
魔法使いサルマンの本拠地。
このコーナーはDVDや写真集でチェックすると楽しいかも!
中央左寄りに低くて丸い山が見えますね。これをポイントにすると、ここがアイゼンガルドだとよくわかります。
オルサンクの塔が正面から映る時、バックにこの小山が見えます。
その際この写真の左から右へ(→)の向きから撮られていると説明されました。
また、ガンダルフが馬を走らせここを訪れるシーンでもしっかりと映っています。その際は、この写真と逆方向からの撮影だと思います。
また車に乗りながら山奥へと走ります。道は砂利道で、どんどん険しくなっていきます。ウサギやポッサムの死体がごろごろしてる・・・。
それにしても説明が早い!運転しながら右や左にある植物の話をしてくれたり、NZの歴史や動物の話をしてくれるのですが、よくわからないところも多々。NZの英語(Kiwi
English) は早口で聴き取りづらい、と聞いたことがありますが、まさにその通り。頭がとても疲れるので、ロケ地以外の話は流して聞くことにしました。
途中でストップして、"ここはロケ地と全然関係無いんだけど、すごくきれいだから止まろうよ"
とMikeさん。本当にキレイなところがたくさんで、私にとってはロケ地のみよりも楽しかったです。あとで買ったNZの景観写真集にもこのへんが載っていました。もともと美しいところとして有名なんですね!
道はいっそう険しくなり、ついに車で小さな湖の中に突っ込んで行きました。高い水しぶきがあがり、前が見えないくらい!湖を渡れなくて、道の横に車を止めてうろたえている一般人もみかけました。Mikeさんは
"ここから先は、その車じゃ無理だと思うよー"
と声をかけます。私は本当に怖くて、水の中を渡るときはいつもギャーギャー言ってしまい、他の人(特にMikeさん)が笑ってましたね。
いくつかの湖を抜けると、農場に出ました。馬がたくさんいて、Mikeさんは
"みて!ローハ〜ン!!" と1人元気(笑)。私は彼のはじけっぷりがおもしろくてクププと笑いっぱなし。道沿いに野生のブラックベリーの木がありました。Mikeさんが採ってきてくれて、みんなで食べました!甘酸っぱくておいしかった。

グレノーキー。ツアー車の助手席から撮りました。
こんな風に馬がいるとMikeさんは・・・

ロケ地じゃないけとキレイなのでストップ。枯れ草色の草原の中に、小さな黄色い花がたくさん咲いていた。その中央に大きな木が一本。森の奥なので霧が立ちこめていて、とても幻想的。 「わー。RPGに出てきそう・・・」と思ってしまった(笑)。この木に触れると「HP・MPが全回復した!」とか表示されそう(笑)。
パラダイス
森が見えてきました。この森 'Paradise(パラダイス)'
はロスロリアン、アモン・ヘン、ファンゴルンの森、と3役もこなした森なんだそうです。
森の端でストップ。 "きれいなところがあるから行ってみよう!"
とMikeさんが言うので、みんな車を降りて森の中へ。
陽がぎんぎんと照る暑い日だったのに、森の入り口はじっとりと湿っていてかなり寒い。息が白くなり、おもわず身体を縮ませました。小さな滝が見えて、森の中まで見に行きました。土が湿っていて歩きにくい。中に入るとすぐ、空気がとても重いのを感じました。ここにくるとファンゴルンだなぁ、と感じました。何千年という時を感じさせる巨木が、身体をよじらせて茂っています。
"この木はとても古いよ" とMikeさん。・・・すばらしかった。旅の仲間がファンゴルンの森に入った時、きっとこんな感じだったんだろうなぁ、と思いました。滝の水はこぼれ陽に反射し、キラキラと輝いています。まるで
'エントの水' みたい!
パラダイスで見た小さな滝
車に乗って、さらに道を進めます。さきほどの森はいったん道から遠くなり、草原が続きます。そしてまた森へ。森の入り口で、"ここはロスロリアンへ入るところ。みんなが走っていったでしょ?
でも映画では少し歩くと、すぐ北島のロケ地にうつるんだ"
と解説がありました。
森の中へどんどん進みます。森はいっそうワイルドになっていきます。苔が覆いかぶさったブナの大木が生い茂るこの森。神聖な雰囲気が漂っています。
Movie Location Check!
この森は、まさにその名の通り、パラダイス(天国)です。手つかずの自然。時の重みを感じ、押しつぶされそう。その幻想的な姿は、これが夢なのか真なのかわからなくなるほど。
さて、この森はとにかく広いのですが、場所によってさまざまな姿をみせてくれます。巨木の中でも特に大きいものが密集する場所へくると、'ファンゴルンの森'
だ、と感じます。陽が照らず、ほとんど暗闇と言ってよいほどで、寒気がするほど不気味です。またその不気味さは
'古森' や '闇の森' をも思い起こさせます。私の想像通りでありながら、想像以上です。森の匂い、静けさ、肌で感じる重苦しい空気・・・その空気を吸うたびに鼻や口の中が冷たくなります。視覚だけではなくて、五感でこの森を感じとる。それこそ、想像のみに終わらない、私が実際に
"この森の中に居る" という証拠なのでした。
光がまだらに注ぎ込む、ほっそりとした木が茂る場所に行くと、アモン・ヘンだな、と思いました。ここを実際に、目の前にすると、「遥か昔ここでウルク・ハイの大軍と、旅の仲間が闘ったんだよ」なんて言われたら本気にしてしまいそう。
Mikeさんは車を進めながら、映画製作のこぼれ話をしてくれます。役者さんたちは化粧をしたまま、衣装を着たままの移動で大変だったとのことです。ちなみにMikeさんは違いますが、このツアーのスタッフの中には、オークの役で映画に出た人もいるんだそうですよ。
森に進む道はここしかないので、映画スタッフも、役者さんたちもみんなこの道を通り、同じ景色を見たのかな。
Movie Location Check!

驚いたことに、この森(パラダイス)はLotRで3役もこなした。
1つめはロスロリアンの端。
2つめはアモン・ヘンの麓、パルス・ガレン(第一部でウルク・ハイとの闘いの舞台となった場所。ボロミア終焉の地)。
3つめにファンゴルンの森(第二部でメリーとピピンが木の髭と出会った森)の裾野。
FotRのDVDスペシャル・エクステンデッド・エディションをお持ちの方は、特典ディスク1の「ニュージーランド〜中つ国誕生の地」を見てみよう。
「ロスロリアン」、「アモン・ヘン」の両方でこの森(パラダイス、グレノーキー)が紹介されている。

Dart River(ダート・リバー)。ロケ地「パラダイス」の横を通る川。ジェットボートが盛ん。
そんなことを考えていると、いつしか道が終わり、川が見えました。この川のほとりで、おやつ休憩です。とてもきれいな水の色!この川は、ジェットボートが盛んなんだそうです。ちょうどジェットボートが通り過ぎていきました。
ところでこのとき、超トイレに行きたかった!と、いうのも私は様々な人から頻尿よばわりされているほどよくトイレに行きたくなる・・・。たぶん要因は、朝飲み物をがぶがぶ飲む癖にあると思われます。ううう・・・朝、コーヒー3杯も飲むべきでは無かった・・・と後悔しても所詮空しい。
ああ、いっそこのパラダイスの森の中でしてしまいたい!・・・いや、この素敵な思い出に汚点はつけられない・・・!!などと葛藤しつつも小刻みに震えだした自分(アホ)。Mikeさんからなみなみとついだコーヒーを頂いた。これを飲んだら・・・死ぬ。知っていたのだけどそこらに捨てるわけにもいかず(初めからいらないって言えばいいのに、もらってしまった)。ガクガク震えながらも飲み干しました!"クッキーはどう?"
と笑顔ですすめるMikeさん。ごめん・・・食べられない!
"いらないです、ありがとう" と言うと
"今朝僕ががんばって焼いたのにナ"
と残念そうです。でも冗談っぽくみえたので、本当に彼の手作りなのかどうか怪しい。
その辺りは小さな虫がたくさん飛んでいて、人間を噛むらしい。Mikeさんは下は短パン、上は長袖をめくった状態だったのでたくさん噛まれていました。Mikeさんがみんなを呼んで解説を始めました。
"この虫はやわらかい皮膚が好きで、特に女性の皮膚を好むらしい" ・・・え!じゃあMikeさんは・・・?みんな同じ事を疑問に思ったときMikeさんは
"おっと!ウフフ・・・" と意味ありげな笑いを・・・(とても怪しい!!)。
休憩後、同じ道を戻るとのこと。"もっと写真を撮りたい"
とMikeさんに言ったら、 "写真を撮りたいところがあったら遠慮なくストップって言って!"
と。 だから帰りは "ストップ!!"
を連発し、写真を撮らせてもらいました。
すごい!アモン・ヘンだ!カシャッ☆・・・ トイレ・・・。ここはロスロリアンちっくだ!カシャッ☆・・・トイレ!!!
パラダイスを抜けて、待ちわびたトイレストップ。
"トイレに行きたい人はいる?" と聞かれ、なんと誰も返事しないのです!皆さん、どんな強靱な膀胱をお持ちなの?
"はい!!行きたい!" と威勢よく答えたのは、もちろん私。マッハでトイレに駆け込みました。
(結局全員トイレに行っていたけど)。
トイレ休憩の後、今度は背丈の小さい、カラフルな木がたくさん生えた広いところへきました。すぐに、あ!!ここは!!と思いました。フロドとサムが、第二部でオリファント(じゅう)をみたところにきたんです。オリファントが出てきそうですごかった!Mikeさんが "さてオリファントの牙の数は?"
とクイズを出しました。答えられます?答えは6本でした。
Movie Location Check!
Ithilien Camp イシリアンの野営地
映画第二部。サムとフロドが伝説のオリファント(じゅう)を見たところ。

Twelve Mile Delta。どこかにフロド、サム、ゴラムの3人が隠れているかも?
ロケ地じゃないけどきれいだからストップ。きれーっ。
そんなかんじで午前の部は終わり。
そして午前の部は終わりました。時計はすでに13:15を指しています。午前の部が長引いたため(たぶん私が写真ストップをたくさん要求したため)、昼食を食べに行く暇が無く、B&Bのロビーにある自由に食べていいクッキーをモリモリ食べました。その枚数はここでは公開できないほどであります・・・。
午後 ワカティプ・ツアー参加
午後のワカティプ・ツアーでは、約束の13:30にAlisonさんというきれいな顔立ちで背の高い女性がB&Bまで迎えに来てくれました。午前のツアーはおもしろかったけど、英語の解説が聞き取れない時とてももどかしい思いをしました。ですから午後は、ツアーが始まる前に
"私は英語が下手だから、ロケ地の重要箇所についたら簡単な英語で、一言私に何か言ってくれますか?"
と頼んでおきました。彼女は "もちろんいいわよ。・・・でも、あなた英語、すごく上手じゃない!いまあなたが言ったこと、私は全て理解したし、どこも間違ってないけど・・・"
と不思議そうにしています。え、そんなこと言われて、私のほうが不思議に思いました。きっと、私はリスニングがダメなんですね。自分が言いたいこと伝えるくらいはできるけど、リスニングが駄目な典型的日本人なのかなぁ。・・・でも彼女の発音はハッキリとしていて、聞き取りやすい!あまり心配しなくても大丈夫そうです。
午後のメンバーは年輩の方が多かったです。そしてすごく優しいの。特に、ある老夫婦は私に頻繁に声をかけてくれました。
"じゃあ、今からSkippers Canyon(スキッパーズ・キャニオン)へ行くわよ!" 長い手足で運転し、険しい谷をぐんぐんと進んでいくAlisonさんの姿といったら!とてもカッコイイ!
谷に登る途中でストップ。
"ここは私のお気に入りの場所よ!"
そういって紹介してくれた場所は・・・なんていい眺め!

どこまでも続く平野、遠くには大きな山が見えます。この写真の中央に写っている山は、LotRの中で何度も出てくるとのこと。山は季節によって様々な表情を見せてくれます。ピーター・ジャクソン監督は季節の違う時に撮って、この山をモルドールとして使ったり、雪山として使ったり、とにかく使い回したとのことです。
谷に山に沿って作られた道があってそこを何時間もドライブしたわけですが、この道は普通の車は保険が効かないそうです。今にも車ごと落ちてしまいそう!!
Alisonさんがこのあたりの歴史を教えてくれます。このへんはかつて金鉱で、ゴールドラッシュの頃はとても栄えていたそうです。また、途中でバンジージャンプが世界で初めて商業化された地にも訪れました。歴史ある地であり、
大変美しいスキッパーズ・キャニオンでは、このロケ地ツアーの他にも多くのバスツアーがあるそうです。
説明の際、Alisonさんは何を話すにも"Hayase,
今のわかった?" と私に確認をとってくれるので、聞き取れなかったところはもう一度教えてもらえました。
谷を登る途中の道から見た景色。なんてきれい!秘境ってかんじ。

この山脈はどこまで続くの?
道にも注目!↑ここはとても危険な場所で、みんなは「バス・スクラッチ・ロード(バスひっかき道)」
と呼んでいるとのこと(笑)。通る時緊張しました。
世界ではじめてバンジージャンプが商業化された場所も観ました。
残念ながら私たちが行ったときは誰も飛んでいませんでしたが・・・
バンジージャンプが世界で初めて商業化されたところ。
昔の小学校が博物館になっていて、そこでおやつ休憩です。コーヒーを飲みながらツアーメンバーの方々とお話をしたり、ゆったりとした、楽しい時間を過ごしました。

昔の小学校。今はミニ博物館。ゴールドラッシュの頃の写真とか飾ってありました。

お墓参りもしました。

羊さん、じゃまだよーっ車が通るよー。
"さあ次はHayaseが大好きなThe Lord of
the Ringsのロケ地に行くわよ!" とAlisonさんが声をかけると、"あら、私も大好きよ!"
と他のみなさん。目的地はShotover River (ショットオーバー・リバー)、'ブルイネンの浅瀬'
のロケ地です。
ロケ地に行くまでに、車がカーブで曲がりきれず一時ストップ、というトラブルがありました。いかにロケ地が人里離れたところにあるか実感しました。
ロケ地につくととても感動!ここは映画でみたところだ!とすぐわかります。あそこにブラックライダーが立っていて・・・。ここでも長い休憩時間がありました。私は写真を撮ったり、水を触ってみたりして遊んでいました。涼しくて気持ちよかったです。そして石を何個か拾ってきちゃいました。一番のお土産になりそうです。また、さきほどの親切な老夫婦とおしゃべりするのも楽しかったな。
Movie Location Check!
Ford of Bruinen ブルイネンの浅瀬
映画第一部。傷を負ったフロドを馬に乗せたアルウェンが、川を渡ったのち、ブラック・ライダ
ーたちと対峙するシーン。
洪水を起こして彼らをを振り切る。

Shotover River. 映画では川の左手奥にブラック・ライダー、右手手前にアルウェンがいた。映画よりも、実際の川は狭い。アルウェンのいた辺りは、のちにCGで合成されたとのこと。また、ブラックライダーが川を渡る場面のみ、この川ではないらしい。隣町Arrow
TownのArrow Riverで撮影された。なぜかというと、このShotover
Riverは流れが速すぎて、馬が立っていられなかったからだそうだ。
FotRのDVDスペシャル・エクステンデッド・エディションをお持ちの方は、特典ディスク1の「ニュージーランド〜中つ国誕生の地」を見てみよう。「ブルイネンの浅瀬」を選択すると、ピーター・ジャクソン監督とスタッフたちがこの場所を視察している姿が見れる。
滝。映画で写っているらしいが・・・後でチェックしたけどよくわからなかった。
ツアーは終わり、ツアーメンバーの宿泊施設まで送ってくれます。私に優しくしてくれた老夫婦は先に降りて、私の手をとっていいました。
"Nice to meet you!" 握手したその手があったかくて、旅人ロジャーと同じあたたかさでした。"Nice
to meet you, too. (私も会えて良かった)"、今度こそ、そう返しました。
私が泊まっている宿が一番遠かったので、Alisonさんとたくさんお話をしました。宿に着くとAlisonさんとお別れ。英語がわからない私のことを気づかって、ゆっくり、丁寧に話してくれたAlisonさん。いちいち確認をとってくれて・・・大変だったろうな。
"すごく楽しかったよ!最高だった!どうもありがとう!"
自然と言葉が出てきました。そして私は、握手を求めてしまいました。なんだか外国風の挨拶に染まってきたみたいね。最後に見たAlisonさんの姿は、やはり長い手足でぐんぐん車を運転する姿だったのでした。
ツアー終了後、ワカティプ湖のほとりで
この日は色んなところへ行って、色んな人に出会いました。自分の部屋について、荷物を降ろしたあと、頭がぽーっとしました。色々ありすぎて、頭が混乱したみたい。そして、部屋から出て、昨日行ったお気に入りの場所、ワカティプ湖のほとりのパーク・ストリートに行きました。静かで何も音がしない。石がいくつか連なっていて、そこをつたって湖の中側に少し行けました。最後の石は大きくて平らで、座れるようになってる。そこに座って湖を見ると、陸地が見えなくて、まるで湖の中に1人たたずんでいるよう。最高にファンタジーな風景。いつしか鼻歌を歌っていて、誰もいないから鼻歌が大きくなっていきました。なんてきれいなんだろう。もう、この風景は二度と見ることができないんだろうか。そう思うと胸が熱くなってくるのでした。
部屋に戻って号泣
B&Bに戻り、部屋でクイーンズタウンでの旅のことを思い出していました。なんて最高な2日間だったんだろう。キウイ&バードライフパークでの
'剥製キウイだっこ' ハプニング。クイーンズタウン・ゴンドラでの雄大な眺め。変なゴーカート。ロジャーとのおしゃべりと別れ。ロケ地ツアー
'Safari of the Rings'・・・迫りくる美しい山々、想像力をかき立てる神秘の森、ブルイネンの浅瀬の冷たくて心地よい感触。ドライバーのMikeさん、Alisonさん。親切な老夫婦。そしてパーク・ストリートのワカティプ湖の眺め。全部が思い出になるのが、怖かった。明日、ここを発たなくちゃいけないんだ。本当に、本当に楽しかったなぁ。色んな感情がぐちゃぐちゃになって、私はついに泣き出してしまいました。私はクイーンズタウンに
'感動' して、泣いたんだと思います。"来て良かった、帰りたくない、また来れるよ、いつ来れる?ずっと先かな。しばらく来れないだろうな・・・"。涙が止まらなくて、うぉんうぉんと泣きました。
ドンドンドン!急に私の部屋のドアを強くノックする音が!
(日本人のオヤジの声)「あれ、このドア開かないぞ!ドンドンドンドンドン!あ、部屋間違えたわワッハッハッハッハ!!」
他の部屋の人が部屋を間違えたらしい(日本人経営のB&Bなので、泊まり客は日本人が多い)。・・・なんだよテメェ!!人が感傷にひたってんだよ!!感動してんだよ!!・・・と怒りつつもまだ泣いていました。
うるさい日本人泊まり客は寝たようで、とても静かになりました。それもそのはず、もう真夜中です。私は感情が高ぶって眠れないので、ベランダに出てみました。
うぁ・・・ きれいな星・・・ 日本とは違う夜空。NZで見た、初めての夜空でした。特に、小さな星くずがたくさん、薄くぼんやりと固まっているところがあって、すごくきれいです。日本でみたことないなぁ。後できいたんですけど「マゼラン星雲」といって、南半球でしか見られない、地球に一番近い銀河なんだそうです。銀河だなんてロマンチックじゃない?
クイーンズタウン。そこは、自然の神秘を肌で感じられる場所です。
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