旅に出よう!

今回の旅行を思いついてから全ての準備を終えるまで

ひまな春休み
大学生になったら海外で英語の学習をしたい!
これは大学に入る前から両親と相談して決めていたことでありました。
だって中学、高校とこんなに英語の勉強をした(させられた?)のに、日本ってば使う機会が少ない!
なんてもったいない・・・。それに外国の文化に触れてみたい!
田舎育ちで地元の大学に合格し、通い始めた私はますます外に出てみたいと思うようになりました。
ただ滞在期間と滞在国は迷うところでした。

滞在国は?
迷いつつもとりあえず大学で、英語の授業を人より多めに取ったりしてまして。
でも、いつ、どの国へ???
イギリスとか文化に興味があるけど・・・
決めずにダラダラ過ごしていたら大学1年次は終了。春休みへ。
大学の春休みって妙に長い。そして課題も集中講義も無い。
ヒマー!!

ロード・オブ・ザ・リングでニュージーランドを知る
その時ちょうど、映画The Lord of the Rings(以下LotR)に興味を持ち始めていました。
予告を観て、もともとファンタジー映画大好きな私はかなり気になっていたのです。
じゃ、この分厚い原作でも全部読もうかしら。
・・・もうお解りのように、原作にメロメロにハマってしまい、映画第一部を見終わったときはすっかりファンに。
そして原作で想像したまま、もしくは想像もできなかったほど美しい、映画にでてくるこの風景はどこなの・・・?
調べてみたら、そこは全てニュージーランドでした。
ニュージーランドに行ってみたい!
あ!ニュージーランドの公用語は英語だし、語学研修も兼ねて行きたいな!
時期は?大学の春休みってほんと暇。じゃあ次の春休みがいいかも。
でも、どうやって行けばいいの・・・?

2002年夏休み ニュージーランドに決定
大学の友達がぞくぞくと海外へ語学研修に行ってきました。
1人はオーストラリア、1人はニュージーランドへ。
話を聞くと、大学生協が主催する語学研修&ホームステイのツアーだと言うこと。
早速大学生協カウンターでパンフレットを貰って、本格的な計画作りが始まったのです。
実はイギリスとニュージーランドで迷ったのですが、パンフを見るとニュージーランドの方が安いし、
それに春休みに行くとなるとイギリスは寒いとのこと。
両親はイギリスに行ったらどうか?と勧めていたのですごく迷いました。
でも・・・寒いの嫌い!そしてニュージーランドで映画のロケ地が観たい!
ってことでニュージーランド(以下NZ)に決定。
バイトに勤しみお金を貯める毎日。英語の勉強にも力が入ります。

2002年秋 滞在都市はどこに?
大学の後期がが始まってすぐに大学生協へ相談に。
夏にNZへ行った友達から色んな情報を教えて貰いました。
次に迷うのがNZのどの都市に滞在するか?でした。
初め、首都のウエリントンに行きたいと思いました。
理由は、そのころ私が愛読しているMOEという雑誌で、LotRのロケ地特集をみたのです。
「ミドルアースでは今」みたいな題名で、記事はウエリントンではLotR熱がすごいとのことと、
ホビット庄の舞台になったロケ地は北島のマタマタというところにあるが、私有地なので残念ながら観れないとのこと。
ウエリントンに行けば、LotRが好きなNZ人と友達になれるかしら?と思いました。
さらに、ロケ地について調べたらウエリントン近くにロケ地がいくつかあったので。
でもウエリントンには生協主催のツアーはなくて、個人旅行手配という形になってしまいました。
行きたいという気持ちが先走って、すぐに申し込みをしてしまいました。
しかし、後々に、あまりにお金がかかる上に大変だということで、迷い始めました。
例えば香港だったかで1泊して乗り換えしなければいけない等。
初めてでそんなことできるのか・・・?と不安で。
そしてスカイ・パーフェクトTVでニュージーランド特集をしていて、
たまたまその日は南島のクライストチャーチという都市の特集。
・・・なんてキレイなんだろう!
花が咲き乱れ、都市の中に優雅に流れるエイヴォン川。
こんなきれいなところがあるんだ。
映画のロケ地に固執し過ぎていたな、と反省しました。
そしてウエリントンの個人旅行をキャンセルしてしまいました。
もう一度、よく調べてから考え直したい、と。
よく調べたら南島のクイーンズタウンにも行ってみたいと思いました。
景観美の美しさではNZで一番とのことで。


滞在都市はガーデンシティ「クライストチャーチ」!
どうしたらいいのかしら。
そこで両親に相談したら、父がサラッと言ったのです。
「簡単じゃないか。クライストチャーチに滞在して、飛行機で違う都市に遊びに行けばいい」
・・・あ。そっか。
まさに鶴の一声。ここでやっと、滞在都市がクライストチャーチに正式決定したのです!
期間は2/27出国、3/25帰国の27日間ツアーにしました。
ツアーは20日間か27日間のどちらかが選べたのですが、長い方に。
あと、LotRの映画第二部「二つの塔」を観てから出発したかったので、
なるべく遅く出国しつつ帰ってきて大学へ戻る準備をする時間もあるように設定したかったので。
そのころは「二つの塔」の日本公開日がなかなか決まらず、観てからいけるのかそうとうイライラしたものです。


2002年冬 どうやったらホビット庄へ・・・
滞在の拠点が決まり、英語の勉強と旅行計画作りを本格的に始めます。
パスポートを取ったり、旅の基本的な準備は、両親の協力でなかなかスムーズにすすみました。
英語の勉強は、大学の専門分野の方が忙しくなり、疲れて出来ない日も多く、辛かったです。
でもこのくらいの時期から出発まで、リスニングは定期的に勉強しました。

さて旅行計画では、ロケ地巡りをどうするか?という問題にぶつかりました。
毎日毎日インターネットで情報探し。
なんとなく、ウエリントンに行こうかなーと考えていました。
しかし、12月12日に、大学でインターネットをしているとき状況が一変します。
ネットサーフィン中にみつけたサイトにて教えて頂いたエイガ・ドット・コムの記事を読みました。

http://www.eiga.com/buzz/021203/06.shtml
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12月3日更新
「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地が観光地に!
実際には“マタマタ”という地名
 「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地の所有者が、観光客向けに同地を有料で公開しはじめた。そこは、フロドらホビットたちの故郷ホビット庄の舞台となった農地で、数多くのセットが残されたままだという。近くには「ウェルカム・トゥ・ホビトン(ホビット庄)」の看板が立てられ、緑あふれるのどかな光景が広がっているというわけだ。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの製作会社であるニューラインは、「当初は、映画の神秘性を破壊する恐れがあるため、映画の中のミドル・アースと現実世界のニュージーランドをリンクさせるようなことはしたくなかった。だが、実際にニュージーランドを訪れてみると、そこはまさに『魔法の場所』で、より一層、映画の感動を深めるものだということに気づいた」として、ロケ地の公開を許諾したのだという。入場料は25ドル(約3000円)。eiga.comでも、ロケ地を訪ねるツアーを企画中。詳細は近日発表するのでお楽しみに。
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私有地で行けないと雑誌に書かれていた、ホビット庄に行けるらしいではないですか!
行くっきゃない!
航空券は高いし、基本的にクライストチャーチでの語学研修がメインなので、土日しかフリータイムはないのですが、
それでも行ってみたいと思いました。
マタマタまでどうやって行けばいいのか、ツアーの詳細はどうなのか。
それは自分で調べなければならないのでした。

行く行く行く行く絶対行ってやる!!!
毎日情報収集で、そりゃあもう大変でした。
日本語サイトには情報が少ないので海外サイトにまで足を運んだり。
わかったことは、NZ現地ではロケ地をめぐるツアーが存在する、ということ。
しかしツアーのHPや連絡先まではわからず困っていました。

12月末 ロケ地巡りツアー
kujakuさんのサイトから現地ツアーの存在を教えて貰います。
北島マタマタでのホビット庄のツアーと、南島クイーンズタウン周辺のロケ地めぐりツアー。
どちらも魅力的で、週末の国内旅行は、予定では1つだったのですが、2つ行くことにしました。

クイーンズタウンのロケ地巡りツアーは、市内からのホテル送迎付きということでした。
しかし、ホビット庄へ行くにはマタマタまで自力で行かなくてはいけないことが判明。
ツアーのスタッフさんに英語でメールを出し、オークランドからの長距離バスで片道3時間で行けるとのことと、
バスの時刻そして値段を教えて貰いました。
長距離バスの予約はバス会社にしなくてはいけなくて、自力でホームページを発見。
インターネットでバスが予約できるとのこと。

2003年1月〜2月 すべての予約を終わらせて・・・
ここまで調べて、いよいよロケ地めぐりが現実のものとなるような気がしました。
国内の航空券は、大学生協のスタッフさんたちがすごく安い航空券
(カンタス航空のKIWI AIRPASS。NZ国外の居住者でカンタス航空のNZ発着の国際線を利用する旅客を対象とした、NZ国内旅行の航空券割引サービス)
をさがしてくれました。
航空券の予約が済むと、いよいよバスの予約、そしてツアーの予約をインターネットにてすませました。
ロケ地だけじゃなくて観光も楽しみたいので、現地の観光ツアーもインターネットで予約しました。
週末しか利用できないので、効率よくまわるには事前調査は欠かせません。
役立ったのは、ガイドブック「個人旅行ニュージーランド」です。
自分でホテルを予約しなければならないし、食事も楽しみたいし、有名なところにも行きたい。
このガイドブックは細かな情報まで載っていて素晴らしかったです。
そしてガイドブックでは教えてくれない生の情報を教えてくれたのは、インターネットで知り合った親切な方々!
特に、透乃さんには大変お世話になりまして・・・
細かい疑問全てに、出会ってから出発直前まで答えてくださいました。
ありがとうございました!!

こうして、私は優しい人々と、インターネットと、ガイドブックの力を借りて旅行計画を全て作り終え、あとは出発を待つばかりに。

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